23時ぐらい、ゲーセンからの帰宅中のこと。
3車線の国道で、真中の車線を法廷速度+5キロぐらいで巡航してたら、何故かベタ付けされた。
気分が悪いので左によって先に行かせようとしたんだが、何故かくっ付いて来る。
うざいなぁと思いつつもそのまま走っていると、少し距離をおいてパッシングの嵐。
23時ぐらい、ゲーセンからの帰宅中のこと。
3車線の国道で、真中の車線を法廷速度+5キロぐらいで巡航してたら、何故かベタ付けされた。
気分が悪いので左によって先に行かせようとしたんだが、何故かくっ付いて来る。
うざいなぁと思いつつもそのまま走っていると、少し距離をおいてパッシングの嵐。
当時、学校帰りは友人達と地元のゲーセンでたむろしていた。
俺たち以外にも他校の柄の悪いグループや、不良の連中もいたが、ほぼ互いに不干渉で絡む事はなかった。
その日、なぜかジャンケンポンゲームで異様な盛り上がりを見せていた俺達グループから離れ、一人太鼓の達人を楽しんでいた友人に唐突に謎の親子が絡みだした。
「100円ちょうだい」
「こんな小さい子に100円くらい出したら?」
「なぁ、どこの学生よお前w」
お手本のようなDQNな身なりの親子に、友人は「は?馬鹿じゃん」と鼻で笑って吐き捨てると、その言葉にDQN親父が「表出るかオイ?!」と友人の肩を強く叩いた。
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俺は自分の誕生日の日にも、いつもと変わらず病室に向かった。
彼女にはちょろっと教えていたが、前日にも何も言われなかったし、
きっと忘れているだろうな、と思ってた。
病室に着くと、彼女がニヤニヤしていた。
その日はいつもよりだいぶ元気そうで、俺は驚いた。
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この帰り道でも俺の前で急にタップダンスを披露して
「こういうステップがあってねー」と突然言い出したり、
空のグラデーションを見ては、こういう色合いの空を油絵で表現するときは
まずどんな色をおいてー、と色々嬉しそうに語ってくれた。
そのすべてを面白く感じさせてしまうのも、本当に彼女だからこそだった。
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彼女も台所についてできることを一生懸命手伝っていた。
うちの家族に混ざって、楽しそうだった。
俺はそれを横目に見つつ勝手ロの裏ロで一服していた。
俺も手伝おうとはしたが、アンタ失敗するから、と妹に阻止された。
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俺「どゆことwww」
彼女「失礼しましたw」
ケンカをするはずがすぐ漫才みたいになってしまって、二人で笑い転げた。
俺は彼女が何を求めているのか、なんとなく分かっていた。
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