つい最近、小4〜5の女の子が救急車で運ばれてきたんだって。
その子は「お腹が痛い、吐き気がする」と訴えているとのこと。
兄はその話を小耳に挟んだ後も、通常の業務をこなしていったものの
まだ小さい子だけに「ややこしい病気でなければいいが」と心に留めていたそうだ。
ある日、荒川にかかる橋の上で俺は右折レーンで信号待ちしていたんだ。
後ろから救急車が走ってきた。直進レーンは渋滞、対向車線も渋滞、信号は赤。
何故か右折レーンに俺一台、当然のごとく救急車は右折レーンを進んできた。
交差車線の車両も停まっていたため、俺はやむを得ず信号無視して右折した。
救急車のスピーカーからは『ご協力ありがとうございます』って聞こえてホッとした。
だが、次の瞬間警官が前に立ちふさがり、
「信号無視ちましたね。きょちらへ進んでください」と言われたんだ。
それでも年をとったら大人しくなり
娘(あたいのママ含)たちも嫁ぎ、平穏な日々を送っていた。
が、ある日夕方頃突然、強烈な頭痛に見舞われた(脳内出血だったの)。
高校生のとき、模試の最中に
同じクラスのA君が突然震えだしたかと思うと、泡ふいて倒れた。
監督の先生もびっくりしていると、近くの席にいた
A君と同じ小学校だったというB君が「てんかんの発作だ」
と立ち上がり、てきぱきと周囲の机をどかしてAを横にすると
持っていたハンカチを噛ませて
「こいつ小学校の時にも同じことがあったんだよ。A!A!わかるか!」
と声をかけるがA君は反応しなくて、
「先生、救急車呼んできて!」
と、先生を走らせた。
すぐに救急車が来てA君は運ばれていったので、皆模試を続けた。
模試が全部終わった後、担任からA君は意識が回復したと伝えられ
B君はヒーローのように皆に凄い凄いと言われてたけど
照れくさいのか、さっさと帰ってしまった。
衝撃だったのは翌日。
決算期の忙しい時期で、多くの社員が会社に泊まったり休み返上で働いてたある日、昼休みにデスクに伏せて仮眠してた徹夜明けの同僚が、「あっ、うー」とかうめいた後、椅子から転げてバタバタとして、数人が声かけても返事しないまま気絶した
呼吸はしてはいそうだったが、ため息みたいな今にも消えそうな弱い呼吸だった