どうやら氏期が迫ったころ、未来の俺に向けて書いたものみたいだ。
以下全文
すごく美味しかったから、旦那の夜食にしたら喜ぶだろうとホクホクしてた
旦那が美味しそうに食べる姿を想像したらそれだけで嬉しくなってしまった
その後、仕事が立て込んでノンストップで業務して、体力が切れそうになったので
貰ったお弁当を一つだけ食べようと休憩室に向かった
うちの猫は外に出るの大好きだったから良く庭で日向ぼっこさせててさ
赤ちゃん連れて散歩してるとフェンス越しに猫が見えるんだって
それで「猫ちゃん、猫ちゃん」て話し掛けるとニャーンて鳴いて赤ちゃんが喜ぶから
お散歩コースでうちの猫見るの日課にしてたっぽい
おまえ家ではほとんど鳴かなかったのによその人には返事してたのかよww
てか今まで知らなかったけどよその人に可愛がられてたんだな
若いママは悲しそうに帰って行った
自分も悲しくなった
母が祖父の入った棺に巾着袋を入れていた
何が入っているのかと母に聞いたら、祖父が生前棺に入れて欲しいと言われたものなのだと言う
ただ、絶対中は見ないでくれと言われたらしい
すごく気になった
だから叔父を巻き込み、金属が入っていたら焼けないからとか何とか言いくるめて中をあらためた
封筒と手拭いが二枚と風車や手裏剣の形に折られた折り紙がいくつか、四つ折りのメモが一枚
封筒には10年前に亡くなった祖母が祖父に宛てて書いた手紙が入っていた
平凡な人生をありがとう、あなたと一緒になれて幸せでした
そう書かれていた
きょう、役所に行って、年金機構に行って、だんなちゃんの亡くなった病院にも行ってきて
ちょっとつかれた。
こんな状況でも明日、会社に顔を出さないといけない。
ちょっとつらい。まだぼーっとしてたいのに。
そんなわけでまた明日の夜来ます。しつれいします。