若い人のガンっていうのは、本当に修羅場というか悲惨で悲惨で……。
こんな言いかたなんだけど、老人ならまだいいんだ。長く生きないから。
若いとガンは進行してすごい苦しみなのに、体は若いから長く生きて
そのぶん苦しんで、薬とか麻酔もきかないんだ。
こんな言いかたなんだけど、老人ならまだいいんだ。長く生きないから。
若いとガンは進行してすごい苦しみなのに、体は若いから長く生きて
そのぶん苦しんで、薬とか麻酔もきかないんだ。
コトメも実は持病があってそれを振りかざして職場でやりたい放題。
迷惑かけたって「だってアタシ○○なのに!頑張ってるのに!メソメソ〜」ってやつ。
で、働きたくない時には病院行きますとか体調が…で面倒な仕事から逃げる。
それを許すヌルイ会社もどうかと思うけど。
それを義実家に行くと自慢げに話されるので、ついにスルーし切れなくて言ってやった。
会社にはある資格を持っている人がいないとできない業務があり、その業務は現在会社のメイン。
昔はさほど難しい資格ではなかったんだけど、安全基準が変わったりして今はけっこう難しい。
以前は先代社長をはじめ有資格者が何人かいたんだけど、亡くなったり病気で引退したりで、有資格者が一人になってしまった。
そいつはその資格があるから辞めさせられないということで調子づいてやりたい放題。
いい年して失敗を他の社員になすりつけたり、無断欠勤したり、クズ社員のテンプレみたいなオヤジ。
会社も資格を持っている人を募集してるんだけど、ソイツがいやがらせをして辞めさせてしまう。
フリン相手をうちの母親の名前で呼んでいる父と対面する羽目になった
フリン相手によれば、病気のせいで過去の記憶の方がよく呼び起こされるのか、最初は物忘れや記憶違い程度だったのが、段々遡る様に記憶がなくなり、今ではフリンの事も忘れて前の家庭の事ばかり話すようになった、とのこと
フリン相手のことをうちの母親だと思い込んでるらしい
流石に何とも言えず、母も同情的になって(私は散々止めたんだけど)結局引き取りを認めた
父の親族の嘴とか、もともと幼馴染だった関係から情を捨てきれない面とかいろいろあったんだろうけど
話し合いを重ねていた中で、いつの間にか父の中の認識が正され、母を母として扱い、フリン相手を近所の人として接するようになったのが決定打
フリン相手のほうが心の調子を崩しまい面倒を見ること自体が不可能に