私たち夫婦は、割れ鍋に綴じ蓋でお似合いなんだろうけど、
私が自分の親のキチっぷりに早々に気付いたのとは反対に、
夫はなかなか自分の親の異常性に気付かなかった。
優しい虐待をする親に育てられた夫は見事な自己愛性人格者。
先日やっと毒親とほぼ絶縁になれた。
まあ毒親度としては低いかもしれない。
毎日怒鳴られたり、何もできない役立たずって罵られたり、たまに腹蹴りや殴られるくらい。
あと医療放棄くらいで何度か子どもの頃に喘息や肺炎で氏に掛けたくらい。
ギリギリで病院にいくんだけど医者も
「もう少し早く連れてきてください」とはいうものの、いう事聞く親じゃなかった。
まああからさまな怪我の後もなかったから通報とまではいかなかったけど。
病気で余命が、というので
「やったー!いつ氏ぬの?今日?明日?
なんだー一年以上かかるのー?氏んでからにしてよね連絡」
うちの嫁さんと俺の母親は訳あって絶縁中。
まぁ世間一般でよくある嫁姑問題ってやつ。
母親が昔からちょい毒親というか無神経というか、言われた相手がどんな気持ちになるかってのを考えない人間で、結婚当初から嫁さんに対して、
「昨日の晩御飯は私が猫に作ってやってたエサとそっくりで懐かしくなった。」やら「今までの息子の恋人は顔はよかったけどそれ以外がねぇ…。顔はイマイチだがこんなによく出来た嫁さんを捕まえられて本当によかった。」などと言っていたらしい。
らしいってのは、嫁さんは俺に何度もその手の話をしてたみたいなんだが、解決の方法のない嫁姑関係に俺を巻き込んでくれるなよって思いがあったためか聞き流してたから覚えてない。
嫁さんは積もりに積もって結婚4年目に大爆発。
上京は聞いてたけどふつうにホテル取ってると思ってたさ。
うちはいろいろあってほぼ絶縁だし
ホテル行く前に家によっただけだと思ってたさ。
事前に知ってたらお出かけしといたのに
うちは犬飼いなんだけど義弟嫁は
「子供が怖がるからどこかに預けてくださーい」だとさ
そして
「小梨夫婦と子供を遊ばせてあげるんだから
テーマパークの費用とかもろもろよろしく☆」だとさ
スペック(当時)
良ウト70歳 会社役員・糞トメ65歳 専業
夫42歳 会社員・私35歳 会社員・長女11歳 小5
結婚して12年間同居で、ずっと良トメだと思っていた。
甘え過ぎていた私もすごく悪いんだけど、
「長女ちゃんの世話は私がするから、あなたはお仕事に集中しなさい」
ってトメに言われるがままに、即効で復職し仕事してた。
子供を捨てて男と逃げた母親が、私の職場に凸ってきたのが修羅場
子供の頃からの抑圧された感情や、母親への嫌悪感や、
その前後の環境による精神の負担とか、そういうものが辛かったけど
それを友人とかに吐露するのがどうしても怖くて
嫌な視線に晒されながらも笑わざるをえなかった状況がとかくしんどかった
あの状態で心を病まなかったのは僥倖にも思える