249:おさかなくわえた名無しさん2018/01/25(木) 17:47:38.54 ID:Mhma3pos.net
会社の直属の上司が人を見る目というか洞察力というかが凄くて、会社の来客にも「あの顔は人を騙す顔だ」とか「あの人は裏社会と繋がりがありそうだから取引は避けたい」とか時々ぼそっとつぶやいてそれが驚くほど当たるんだけど、それ信じてるのは部下な自分だけ
友人のA美がメンヘラんなった。
元々ワガママな子ではあったんだけど、深夜二時に「氏にたい」「今すぐ飲みにいこう、行かなきゃ氏んでやるから!」とかを繰り返す。
氏ぬ氏ぬ詐欺の典型例だったら無視もできたんだけど、結構マジメに氏のうとしてた。
深夜に会いに行って、そのたんびにグロいアムカ痕を見せられた。
氏にたい、氏にたいとずっと続く電話で寝不足になりながら会社行って、かなり消耗した。
けど、私よりも消耗してたのはA子彼氏のB男君。
私よりも粘着され、最後のあたりは会社もやめて、A子につきっきりだった。
ある夜、いつものように「来てくれなきゃ氏ぬ!」というA子に呼び出され、A子宅に向かった。
A子宅についたら、B男君がA子の首を絞めてた。
A子は身体をダラン、とさせて、目を開いて泡を吹いてた。
B男君は妙に静かに「俺、こいつのこと好きだから」と私に言った。好きだから、願いを叶えてあげたんだって。
結論から言うと、A子は氏ななかった。
氏んだふりをしてただけで、B男君が手を放すと、ゴキブリみたいに這って逃げた。それから会ってない。
B男君は精神を病んで、病院に入院した。その後は知らない。