クソみたいな家庭で育ったので、わかりやすく書いたつもりだけどわかりにくかったらごめんなさい。
ほぼ根暗な自分語りです。
クソみたいな家庭で育ったので、わかりやすく書いたつもりだけどわかりにくかったらごめんなさい。
ほぼ根暗な自分語りです。
発端は彼女から「近くにそれらしき物は何もないのに、体に毛布が当たったような感じがする。病院で脳の検査を受けてみたが異常はなかった。どうすればいいだろう」
と相談された事だった。仕事中だったり、あるいはスーパーで買い物している時だったり、体にモフッとした何かがぶつかる感覚がするのだという。
そしてその現象は決まって空腹を覚えた時に起こる。
体に異常がないのなら心霊現象なのかもしれないが、私も友人も視える訳ではないので何ともしようがない。
母に相談したら旅行ついでに神社へお参りに行ったら?気分転換にもなるし、と。
旅行中に立ち寄った小さな神社で、境内を掃き掃除中の神主さんが梅干しでも食べたような表情をして私達から顔を背けた。
唇を固く結んで肩を震わせながら咳き込み、明らかに笑いを堪えている。
もしやと思い話を聞こうとして近寄ったら「ンフゥッ」と変な声を出されてしまった。
社務所でお茶を頂きながら神主さんに伺った所、ボクシング用の赤いグローブを付けたタヌキと青いグローブを付けたアライグマが殴り合いの喧嘩をしている。
どちらも丸々肥えていて非常に暑苦しい。「毛深すぎて分からない」との事で性別は不明。
てのが普通、考えつく答えなんだけど。
親と別居。
離婚。
しばらく実家に帰す。
旅行。
いやほんと愛情深く育ててもらったし、思い返しても幸福な子供時代だったと思うけど知っちゃったときから目の前で繰り広げられる温かい家庭ってものがうすら寒くて怖くて、食事の団らんも砂を噛んだ味しなかった
愛情が偽物だったっていうつもりは全くないけど、宇宙に迷い込んで両親がそっくり入れ替わってしまったかのような違和感があってまだ虐待されてるとかネグレクトされたとか、ひどい扱いを受けてたなら感情の落としどころがあったんだけど、って伝わらないよね
なんていうか、一般的にいけないことをしてるのに、何で幸福になってんだっていう自己矛盾というか、倫理的に厳しかった親への反発じゃないけど、条件反射というか
いや直接被害を受けたわけじゃないから、子供の立場からどうこう言えないし
言いたくもないし、言っても仕方ないというか、ごめん、まとまんないわ
自分の考え方が幼稚なんだと思う
ということで、その日は講義もなかったのでそのまま兄の家へ直行。
インターホンを鳴らしても出てこないし電話をしても出ないので、合鍵を使って家の中に入るととんでもない光景。
泣いてぐったりしている義姉の上に父が乗っかっていた。
いわゆるそういう行為をしていた。
ぽかーんとする私を父が最初に見た。そして「おう…」と言って服を直すとそのまま家を出て行った。
私は父を追いかけるより義姉のもとへ。
話を聞くと「孫が生まれないのはお前かアイツが欠陥品だからだ。とりあえず俺のもので試してみよう」と言われたらしい。
それ以降は泣きじゃくっていてどうしようもないのでとりあえず動けなくなっている義姉を風呂に連れて行きシャワーを浴びさせ服を着させて兄に連絡。
兄が帰ってくるまで私にしがみつく義姉に本当に申し訳ないとしか言えなかった…。
犬も空気を呼んでか義姉にぴったりくっついていた。