みんなで帰って、家族でみんなで仲良くやって居るぞって見せれば、あの時反対した事がいかにおかしいかってわかると思ったんだ。
そのためには、家族がみんなで犠牲はらってでも頑張ろうって思っていたんだ。
違ったのかもしれないな
違ったのかもしれないな
元旦に親戚の集まりに、嫁と子ども連れていったんだ。
男オタク独身ばかりの兄弟や従兄弟たちの中でも、かなりディープな30代後半のオタクの俺を、何かの間違いで向こうが好いてくれて一緒になってくれた、奇跡の嫁ってことで、ジジババ連中は、うちの嫁と子どもを猫かわいがりしている。
いつもは10人程度の集まりだったんだけれど、今年はうちの子どもが、久しぶりに参加する集まりだからって、ジジババ兄弟従兄弟その他が集まりに集まって、30人ぐらいになった。
私の家族は両親と、兄私弟妹。
当時私は小学二年。母と妹は近所のスーパーに買い物に行っていて、不在。兄は部活で不在。
弟と私が家に残っていた。
集合住宅の一階だったので、家のすぐ前は広場のようになっていて、行けば大概誰かが遊んでいる感じ。
小学生になれば近所の公園に行くんだけど、未修学児はその広場で適当に遊んでる。
そこにはいつも大人や、ちょっと大きいお兄さんお姉さんがいて、小さい子たちを見ててくれている。
弟は当時四歳。
三輪車を引いて、うちの目の前の広場に行った。
私はトイレにいって家に鍵をかけてから弟を追いかけようと思っていたのだけど、私がトイレを出て鍵を首から下げたら、「ごめんね!」という声とともに玄関が開いた。
そこには血まみれの弟と近所のおばちゃんたち。
弟は頭から血を流しながらギャアギャア泣いている。顔はなんか紫っぽい。