超がつく善人で他人の為になる事はしても自身がして欲しい事は主張しない控えめな人だった。
アルツハイマーが判明して、右脚がうまく動かなくなった義母の唯一のお願いが、施設には入りたくないというもの。
菩薩か天使かと思うほどのトメが「喧嘩をしてみたい」と頼んできた
夫も同じタイプなので喧嘩をした事がなくいわゆる喧嘩するほど仲がいいを実践してみたいらしい
「いいですよ、では悪ロをどうぞ」って答えたら
「ほらすぐ私を甘やかす! 嫁ちゃんのそういう所良くないと思うの!」って言い放ってドヤ顔してた
そういうトメだから何でも聞きたくなるんだよ
かわいい
三つ子の男の子を妊娠したが、経済的にも余裕があったし義母と同居、更には実母が近くにいてくれる状況だったので生むことは決まっていた。
しかし実際産まれてみると元旦那ら息子らを邪険に扱うようになり義母も私も激怒。
元旦那がいなくても人手があったおかげで余裕をもっていたのが気に食わなかったんだって。
昔の女は一人で何人もの子を育てていた。
三つ子くらいなんだ、一人でやれよ情けない!とグチグチ。
その時に女子供を養う気はない。人生においてこんな無駄な事はないと言っていた。
なら何故結婚した?子作りした?そんな疑問も屁理屈で言い返して、こちらの気持ちを不快にしていく。
義母は情けない情けないと泣きながら離婚を勧めてきた。
私の職はがっつり稼げる。完全に元旦那に寄りかかっているつもりはなかった。
義実家は現在、姑、義姉、義弟の三人暮らし。
義姉はパートで働いているが未婚。
義弟は無職未婚。
この義弟は姑と義姉に非常に可愛がられて育った末っ子で、高校中退したあとはぶらぶら暮らしを続け、バイトすらしたことがない。
救いは義実家が不動産持ちで裕福なこと。
義弟を無職のままにさせておいても、まあ一生分ギリギリ大丈夫かな?くらいの資産はある。
夫が事故氏した時、「お前が代わりに氏ねばよかったんだ!」だの「保険金札人だろう!」だの姑と義姉がギャーギャー騒いでくれたので、心置きなく婚姻関係終了届(だっけ?)を出して縁を切った。
自分の食い扶持は問題ないし、義実家は裕福だから手を貸す必要はない。
サクサク自分の地元へ引っ越し、すぐ就職して孤独ながらも気楽にやっている。
「今のは何?俺は犬なの?君にとって夫と暮らすことは犬を飼うのと同義なの?」
淡々と聞いたら、「でもお姉ちゃんが、出産前に旦那はよく教育しとかないとって・・・」
と泣き始め、ほかにもウダウダ言い始めたのでうんざりして「お姉ちゃんの意見に従っただけなの?」と水を向けたら、そうだよ!自分は悪くない!と思ったのか顔を輝かせてた。
義姉のところみたいに姑が夫婦間のことにロを挟むのと、俺たちのところみたいに姉が妹夫婦のことにロを挟むのとどう違うんだっつーの。
いもしない俺の母親(結婚時すでに氏去)を仮想敵に、俺を嫁実家に吸収しようと大騒ぎしたあげく離婚。
実に馬鹿な女だった。
書き捨てて忘れたい。