小学生の頃、道徳の授業で街のお年寄りに手紙を書いた。
返事はワードで縦書きに書かれた手紙だった。
他の子たちはその一回のやりとりで終わったみたいだったんだけど、私は続けて手紙を出した。
なぜと訊かれても分からないんだけど、なんとなくそうしたかったから。
お爺さんも律儀に返事をくれて、たまにエクセルで書いたドット絵とかを入れてくれてて、すごいなって思ってた。
小学生の頃、道徳の授業で街のお年寄りに手紙を書いた。
返事はワードで縦書きに書かれた手紙だった。
他の子たちはその一回のやりとりで終わったみたいだったんだけど、私は続けて手紙を出した。
なぜと訊かれても分からないんだけど、なんとなくそうしたかったから。
お爺さんも律儀に返事をくれて、たまにエクセルで書いたドット絵とかを入れてくれてて、すごいなって思ってた。
当時高校生で私は反抗期、父とはここ数年まともな会話がない
材料費は家計、母は専業なので元をただせば父の金
父は躾に厳しい、子供は他人にものを奢るなと躾けられてた(意訳、俺の金で奢るな)
古い人で男女関係にも厳しい
弁当は片方どう見ても男物、友達の物ではとても誤魔化せない
彼氏には前日お昼用意しないでと取り付けてある
あ、詰んだ、と氏んだ目をしてたら、「貴方の分よ。仲直りしたいんだって」と母の助け
俺はとにかくやれることした。まずは医者に親父の容態についてもう一度詳しく聞くことにした。
お医者さんも忙しそうだったけど、なんとか時間を作ってもらった。
話を聞いてわかったことは、今現在の状況で 打つ手はないってことだった。
大きな病院に連れて行くことも考えたけど、もう移動する体力すら親父には残っていなかった。