これは俺の上司の話だ。
ウチの上司には綺麗な奥さんがいる。
綺麗な人なんだが自己主張が弱いというか大人しい人で旦那には逆らわないタイプの人のようだった。
これは俺の上司の話だ。
ウチの上司には綺麗な奥さんがいる。
綺麗な人なんだが自己主張が弱いというか大人しい人で旦那には逆らわないタイプの人のようだった。
「一昨日氏んだ父が夢枕に立って、このお店に服を取り置いてるから葬式の前に寄ってくれ、
って言うんです。でも夢で見たなんて馬鹿みたいで、どうして来ちゃったんだろうって今迷ってて・・・」
と言った。
オレ「ほほほ、本当にS子?」
S子「そうだよ!オレさん!」
オレ「どどど、どうやって思い出したの!」
S子「分からない、けど思い出したの!私は●●S子だーって!」
オレ「ほほほほ、本当に、S子!?」
S子「本当だよ!私の名前は●●S子だよ!」
オレ「●●S子!よかったなー!」
S子「うん!オレさんはやっぱり凄いよ!!」
その笑顔はとても眩しかったし、本当に嬉しくてかわいくて、仕方がない顔してた。
オレは、今すぐ踊り喜びたかったけど、
終始「ザブトンから出るな」と周りで北祖母と祖父は煩かった。
ま、かなり笑ってたけど!wwww
さて……。
色々混乱はあったけど、ようやくS子の供養が始まった。
先ほどと同じように北祖母がお経を読み上げ、だんだんと周りも読み始めた。
なんで普通に見えてるし、普通に触れているの!?
俺なんかそれで来ただけで超感動していたのに!?
この家ではデフォなの、普通なの、寺生まれのTさんでも居るの!?
S子は一体どうしたの!?
一同「「「「「…………。」」」」」
やけに静まり返る居間。
オレ「…………。」
ホカ「「「「「……………。」」」」」
姿が見えない人や感じない人も、空気に負けて静かになっている。
北祖母は、S子の手を握り「大丈夫よ」と微笑むと、その手を離した。
そして、怖い目状態で睨みつけている親戚たちへと、視線を向ける。
小話なのですが。
寝ていると。
親父「お前、本当にS子ちゃんのこと好きだったんだな(´・ω・`)」
親父「ただ、あの感情は犯罪の匂いが強いから、外ではするなよ(´・ω・`;)」
オレは昨日夢の中で怒男に言われた事を思い出し、カバンを確認した。
てか、0mSBiit6J何度も書き込みありがとう。