16 :名無しさん@おーぷん 2018/07/02(月)10:50:13 ID:oDp
私は高校卒業後彼氏の部屋に転がり込み工場でバイトをしながら生活費を稼いでいた。
工場の2階には倉庫があってその倉庫の窓は道路を挟んだ向かい側にあるマンションの3階と同じ高さにあった。
私は高校卒業後彼氏の部屋に転がり込み工場でバイトをしながら生活費を稼いでいた。
工場の2階には倉庫があってその倉庫の窓は道路を挟んだ向かい側にあるマンションの3階と同じ高さにあった。
冬休みに「二週間のみの短期/掛け持ちOK/勤務時間相談OK」の求人があったので、面接にて自分が現在バイトをしているので掛け持ち希望であること、そのバイトが冬休み中は基本的に深夜〜午前8時までの時間帯になるためこちらの勤務開始時刻を求人表に記載されている時間(午前8時)より一時間ほど遅くしてもらうことは可能かをダメ元で尋ねた
それで知り合ったんだが、結婚を意識するようになってから、やっぱり派遣じゃ向こうの親にも信用がないんじゃないかと思い、ちゃんと社員になってから挨拶に行こうと思い、就活して2年前に正社員になった。
誰もが知ってる大きな会社じゃないけど安定企業だ。
彼女には、ちゃんと正社員になって仕事にも慣れてきたらご両親に挨拶に行きたいと言ってあった。
嬉しそうに応援してくれていた。
当時20歳の世間知らずな田舎者の私は都心に出てバイトを始めた。
そこには掛け持ちのフリーターが沢山働いていて年齢も皆ばらばらで、毎日シフト入ってた私は週末しか出勤しない38歳のおじさんと仲良くなった。
18歳も年が離れてるとは思えないくらい若くて、20代に見えるその人はとにかく目がでかくて私以外とはあまり話さない、物静かでおっとりしたおじさんだった。
兄が昔バイトしていた小さな定食屋なんだが、昼過ぎに出前もやってる。
家族でもたまに食べに行くし、店主も奥さんも良い人で、それなりに安くてうまい。
そこに頻繁に、と言っても週に一度ぐらいなんだが、決まって出前を頼むおばあさんが居た。
何でも息子夫婦と同居しているんだが、奥さんが一日中出掛けなくてはならない日が月に何日かあって、そう言う日に出前を頼んでたんだとか。
鉛筆や箸、その他、いくつかの目立つ動作が右だったので、自分は右利きだと信じて30代半ばまで来た。
小さい頃から何度となく「左利き?」と訊かれたりもしたけど、「いや、右利きだよ」といつも否定してきた。
球技の時、右で投げるとコントロールがおかしいのに、左で投げると狙ったところに命中したり、バイト先でお札の数え方を習ったものの、右ではどれだけ頑張っても出来なくて、一方左ならアッサリやれたり、餃子の皮を包む時、みんなと逆手じゃないと出来なかったりと色々あったけど、「右利きだけど時々左利きなのかなぁ」くらいに思ってた。
30代半ば頃になって、「あれ? 私って目立つ動作以外は基本、全部左!?」とようやく気が付いた。