披露宴と二次会を一緒にしたような結婚パーティに新郎友人で招待された。
「お皿の裏にシールが貼ってある人に新郎新婦からのプレゼントがあります」
と司会者がアナウンスした。
しかし誰も名乗り出ない。
司会者再度アナウンス。誰も名乗り出ない。
新郎が司会者を手招きして耳打ち。
「お皿の裏にシールが貼ってある人に新郎新婦からのプレゼントがあります」
と司会者がアナウンスした。
しかし誰も名乗り出ない。
司会者再度アナウンス。誰も名乗り出ない。
新郎が司会者を手招きして耳打ち。
なので、結婚式もお断りするつもりだったが、新婦側が盛大な式にしたいと親戚は強制参加。おめでたい席だから今回だけは我慢してもらえないかと祖母から頭を下げられ仕方なく出席した。
式当日、到着した私を見て鼻で笑う新婦側一同。
まあいつものことだとスルーしてたら、新婦側友人席がこちらを見てひそひそ。
どうせ新婦が何か言ったんだろうなあと会釈をしてスルー。
・式の前日、結婚式を挙げるホテルが食中毒を出した。(式当日の朝、新聞記事で知った)
・新郎(夫)、式場に向かう途中玉突き事故に巻き込まれる。ケガなし。
・新婦(自分)、式直前の着替え中にコンタクトを片方落としてなくす。
白無垢にメガネをかけるのはどうしても抵抗があり、
結局最後までイマイチよく見えないまま。転ばなくてよかった。
順調に準備を進めていたが、席次決めの時に
新婦が新郎友人を年収でテーブル分けろと言ってきたらしい。
新婦曰く「幸せのおすそ分けがしやすいように(はぁと」だと。
最初は「席がバラバラなゲストの気持ちも考えろ」と諭していた新郎だが
新婦が一向に退かず、ついにキレてしまい
「だったらそっちの友人も顔のレベルと年齢で分けろ」と言ってしまい大喧嘩勃発。
新郎、脳内が沸く。招待状の送付先を調べて新婦知人に会いに行く。
新婦知人、迷惑だと新郎を追い返す。新郎、何故かトチ狂ってストーカー開始。
新婦知人、新婦に苦情。 新婦と新婦両親が新郎を問い詰める。
新郎、「彼女と僕は運命の恋人」
「君と結婚したのは彼女と出会うためのステップだっただけ」
「彼女も僕を愛している、それはよく理解している」
「というわけで別れてくれ」