先日それをふと思い出して、帰省の際に父に言ったら、「それは親戚の法事でG県行った時、親戚の家の近所散歩してたら、道を横切る小熊を見つけたお前が大喜びでダッシュしようとしたのを捕まえて抱え上げた時だよ」と言われた。
小熊がいる、ということは当然近くに母熊がいるということらしい。
母熊は小熊に手を出すモノを許さない。
その時も母熊が草の陰から私のジッと様子を見ていて、父が私を瞬札で捕まえて、脂汗を流しながら後ずさりでゆっくり逃げたとのことだった。
とても楽しい記憶と思ってたのが、少しも楽しくない(父にとっては)記憶だったのが衝撃だった。
「でもそんな話初めて聞いた」と言ったら、「今でもトラウマであんまり話したくない」と言われた。
それ以外にも「幼い娘(私)が旅館の大浴場でヤクザの背中のお絵かきを大声で品評し始めた」のもあまり語りたくない記憶らしい。
本当にスマン父。