





















しんどい時は休憩時間を利用して、応接室(空いている時だけ)のソファで寝ていました。
それを見たAくんは、サボり、と決めつけ、私への対応も悪くなりました。
その後私が鬱だと伝えたのですが、Aくんは
「鬱ってなんですか?病気?そんな病気あるんすか?サボり魔なだけでは?」
「ただ落ち込んでるだけじゃないですかー!もっとポジティブにいきましょうよ!だからサボりたくなっちゃうんですって!」
と、周りの空気もカチコチに凍っていました。
Aくんは大学を出ているはず、それなのに鬱病の存在を知らない?とショックでした。
で、ここでAくんから最も言ってはいけない一言が
「(私)さんより辛い人なんてたくさんいるし、生きたくても生きられない人いるじゃないですか!だからネガティブになっちゃダメですよ!」
その一言でスイッチが入ってしまい、Aくんに対して積もり積もっていたものもあり、涙が止まらず帰宅しました。
その後、鬱を隠して仕事していた方がいて、その方もAくんの言動を受け、鬱が悪化し退職。私も退職し、今は別の会社にいます。
テレビや本、ネットでいくらでもメンタルに関して載ってる時代に、鬱の存在自体知らない大卒ががいたことが衝撃でした。
偏見ですが、大卒は頭が良く知識が豊富という概念があったので。
去年の年末の話。
俺が務めている部署に新入社員が一人入ってきたのよ。中途でね。洒落たメガネをかけた今時の青年だった。
キラキラ()世代でもないのにDQNネームで「明日から来る新人の名札」と上司に名札を渡された時から「なんて読むんだろう…」と言われていた。(アイルビーバック→愛流微帰みたいな名前)
名前は地雷なのか読み方を訊くと鬱っぽくなってやりずらかった。でも10人中10人が訊くから1日中鬱っぽい人だった。
若手の新人が社員旅行の後ほどなくして出社してこなくなり、数日は話題にはなったが
大して出来のよくない冴えない感じの男だった事もあって「どうせこの会社に付いてこれなくなったんだろ、
ウチは色々厳しいからw」と皆で笑ってすぐに忘れてしまった
しかし、うちの部署ってマジ戦場みたいな忙しさで冗談言い合うような雰囲気でもないし
誰もニーナとは呼ばない。普通に「西○さん!」って言う。若しくは呼び捨て。
彼が急に転勤することになって、10月中旬に式を挙げることになった。
うちの会社は9月が決算月で、新人Aさんへの引継ぎをしながら9月末で退職。
忙しい時期だから仕方ないのだけど
職場では恒例だったはずの送別会はやって貰えなかった。
決算月が終わったとは言え、まだ忙しい時期だったし仕方ないとは思ったが
退職後、式を挙げる4日前にAさんから
「明日の夜って空いてますか?」って電話があった。
ふとした雑談の中で、
私「Aちゃん今年でいくつだっけ?干支は何?」
Aちゃん「まだ決めてないんです!迷ってて〜」
私「(決めてない、って何を…???)」