「旦那さんにもお弁当作るの?」と聞かれ
「いや、旦那の方が1時間半出発が早いから各自でお弁当詰める感じですね」
と会話してたところ、後輩がいきなり入ってきて
「かわいそう。私が結婚したら毎朝ホームベーカリーで手作りパン作ります。
お弁当も作りたいです。」とドヤ顔
「かわいそう。私が結婚したら毎朝ホームベーカリーで手作りパン作ります。
お弁当も作りたいです。」とドヤ顔
共通の知人の紹介から交際スタートした元彼
他職種のため、時間も合わず休日も合わない中でも
上手に連絡を取り合って仲良くしていけるかなと思っていた
たまたま丸一日出掛けられる日がお互い合ったタイミングで小旅行へ
ノンビリ雑談しながら街を歩いていると、急に叫びながら石畳を足で蹴り出した
驚いて見ているとそのまま叫びながらどこかへ走り去っていった
連絡をしても出ず、やっと繋がったと思えば叫び声や罵声が聞こえる
ただ特に話が面白い訳でもなく、内容はだいたい会社への不満か家庭の愚痴なので冷ややかな目を向けられることもしばしば。
またあやふやな情報や噂に過剰反応して騒ぐ癖もあり、信用はあまりない。
ある朝そんなおっさんがやべえと叫びながら走りまわっていた。
その時場内にはおっさんと俺入れて4人が各々の仕事の準備をしており、喚き慌てるおっさんを見た他3人は皆また始まったと相手にしなかった。
しかし準備を終えて一休みしようと休憩所に向かいかけた俺が見たのは、おっさんの担当のフライヤーの半分くらいを覆う炎と、それに必至で小麦粉をかけるおっさんだった(消火器は管理職の判断がないと使えないので小麦粉をかける判断は正しい)
思わず火事かよ!!! と絶叫して俺も小麦粉を取りに走った。
他二人も俺の声に反応して袋片手に走ってきた。
4人で必至に粉をかけて何とか鎮火した。
しばらくして出勤してきた工場長は、叫んでるのに誰も助けてくれなかったと嘆くおっさんを普段から落ち着きがないからだと叱りつけ、俺たち3人はお咎めなし。
後日3人でおっさんに飯を奢った。
炎を見た瞬間は修羅場だったが、おっさんは出世した今も裏ではリアル狼少年と呼ばれているw