実家に着いて荷物を整理してたら玄関が騒がしくなり
何事かと襖を開けたら、飛び込んできた知らないおばさんに掴みかかられ
訳がわからないうちに天井を見てた。
柔道でぶん投げられたらしい。
分厚い脂肪がクッションになったのか私はノーダメージ。
むしろ私は視界が襖→廊下→知らないおばさん→天井とくるくる移り変わって
処理が追いつかない方にパニック。
「は?」しか言えないロボットみたいになってた。
実家に着いて荷物を整理してたら玄関が騒がしくなり
何事かと襖を開けたら、飛び込んできた知らないおばさんに掴みかかられ
訳がわからないうちに天井を見てた。
柔道でぶん投げられたらしい。
分厚い脂肪がクッションになったのか私はノーダメージ。
むしろ私は視界が襖→廊下→知らないおばさん→天井とくるくる移り変わって
処理が追いつかない方にパニック。
「は?」しか言えないロボットみたいになってた。
用を済ませて個室から出てきて手を洗っていたら、鏡に男性の後ろ姿が写っていた。
その日、大き目の荷物を抱えてエレベーターに乗り込んだじいちゃん。
ドアが閉まった直後、じいちゃんは思った。
「屁が出そうだな…。誰も居ないからいいか…」
その場でじいちゃんは出した。でかいのを2発。すると…
「──おじちゃん…。おならしないで、臭いから…」
「っ!!!!!!?」
驚いて背後を振り向くと5歳くらいの女の子。
どうやら、一緒に乗り込んだらしいが、荷物が氏角になって見えなかったようだ。
ちなみにじいちゃんの屁は物凄く臭い。
病棟に入る前に、荷物を調べられ、カミソリ、ライター、つめきりといった「凶器になるおそれのあるもの」はすべてナースステーションに預ける事に。
財布や携帯電話も病棟には持ち込めない。
病棟とエレベータに通じる廊下は大きなガラスの扉で仕切られていて、普段は鍵がかかっている。患者が入退院などで出入りする時だけ、開く。
入院してはじめの一週間は、外出、面会、電話は禁止。
ちなみに、窓に鉄の柵はかかっていないが、どの窓も10センチ以上は開かないようになっている。
「私物を極力病室に持ち込まないように」と看護士さんに注意される。
病棟は慢性的に物不足で、ちょっとしたおやつや本、化粧品、洗剤、ありとあらゆるものが盗みの対象になるとのこと。
定期的な外出が許されているのは比較的軽症な患者さんだけで、たいていの人は年に数回のレクリエーション以外で病院の外に出ることはないらしい。
お風呂は週に2回、月曜日と木曜日。
およそ15分間隔で、みんなで順番に入る。
浴室の中と脱衣所に一人ずつ看護士さんがいて、トラブルが起こらないように見ている。
2日に一度、「買い物」の日があり、それぞれ、係りの看護士に自分の欲しいものを伝えて買ってきてもらう。と言っても、病院に一番近いスーパーにしか買出しに出ないので、そこにないものはいくら頼んでも買ってきてはもらえない。
タバコはみんなセブンスター。1日の本数を定められていて、毎朝ナースステーションに並んで決まった本数を支給される。
コーヒーも1日の量が決まっているらしい。午後に一杯。インスタントコーヒーをスプーン1さじといった具合。