54 :名無しさん@おーぷん 2016/10/01(土)00:58:28 ID:fOc
私が小学生になった頃、兄が中二病になった。
黒魔術やらが載った本を買ってきたり、赤ペンで呪文を書いた包帯を巻いたり。
両親は生温かい目で見守ってたんだけど、子供だった私は兄の言動にいちいち衝撃を受けていた。
兄もバカ正直に信じ込む私の反応が面白かったらしく、中二病はさらにエスカレート。
独自の言語を作り出したり、妄想日記を書き出したりなどしていた。
黒魔術やらが載った本を買ってきたり、赤ペンで呪文を書いた包帯を巻いたり。
両親は生温かい目で見守ってたんだけど、子供だった私は兄の言動にいちいち衝撃を受けていた。
兄もバカ正直に信じ込む私の反応が面白かったらしく、中二病はさらにエスカレート。
独自の言語を作り出したり、妄想日記を書き出したりなどしていた。
私は「強大な力を持っているがまだ目覚めておらず、自覚もない」という扱いで、能力制御みたいな感じの教えを受けていた(8割は勉強会)。
その中で兄の作った独自言語の解読法を教えてもらい、新しく身につけた知識を試したかった私は、兄の不在時にその言語で書かれた妄想日記の解読を始めた。