両手を吊革に引っかけ、器用に局部だけを露出して、襟足の長い茶髪の乗客の背後でハアハアしてた。
カモフラージュのつもりか通勤鞄を斜めがけ。
沖縄返還の8年前に生まれた私
お盆になると、偶に沖縄戦の生き残り組だった祖父たちの奇妙で素敵な話を思い出す
前後の話を祖父から聞いて、なんでそうなったのかが分かった
自宅の近くに、頑固なのに愉快な小父さんが居た
祖父たちを大変可愛がっていたようで、沖縄戦が始まると頼りがいある兄貴的な存在だったそうだ
戦闘中、艦砲射撃かで祖父の近くで小父さんは戦氏
仇を討ってやろうとやっているうちに終戦
終戦の翌日、祖父の夢枕に小父さんが立って、怒りながら「○○、ここは我が国じゃない! 成ったら帰ってくる!」と告げて消える
他の生き残り組に伝えたら、「あの小父さんらしい。いつになるやら」という反応だった
同期で入ったやつに彼女が出来たらしく、トントン拍子に話しが進んで、昇進の試験も受けて、半年がかりの研修から帰ってきたら結婚するーって話になってた。
今もだけど当時もあんまり賢くなかった自分は、結婚かよwww不自由になるなwwwwwってその同期をからかったり、出かけた話聞いたりして御馳走様wwwみたいな感じだった。
同期は真面目というか堅物で、飲むのはするけどギャンブルしない、買うなんてもちろんしない、先輩にキ.ャ.バ.ク.ラ連れてかれてたらむしろ疲労困憊で帰ってくるみたいな奴。
そういう奴が消灯時間過ぎそうになるまでメールとか電話とかしてる女って、もしかしてあいつ遊ばれてるんじゃね?くらいのこと思ってたな。
まだ30代で亡くなったので事故か?と思ったら病気で癌とかじゃない、風邪が原因だっていう
なんでも風邪を引いて会社を休んで、熱も下がったし明日は出勤するわ〜と言って寝たその夜に急変
救急車で運ばれるも手遅れで亡くなったと聞いた
ウイルスが心臓に入ってしまい、夜中だったので発見が遅れたのも悪かったらしい。
その従兄ってのは幼少期からスポーツが得意で大学ではラグビーやるほどの立派な体躯で丈夫な人だったと記憶している。
良い会社に入って奥さん子どもがいてすごく順風満帆な人生送ってたのに、たかが風邪で亡くなるって…
しばらくというか今もだけれど風邪を引くのが怖い。