私には5つ上の姉と4つ上の兄がいるんですが、姉は女性にしては背が高く、兄は男性にしては背が低く、
そのことでいつも姉の嘲笑の対象でした。勉強の面でも二人ともほとんど同じくらいのレベルで、何かと姉は兄のことを
「チビw」だとか「男のくせに3流大w」だとか馬鹿にしていました(今思えば何故そこまで嫌っていたのか謎でしたが)。
一方生来おとなしい性格だった兄はそういう姉の態度を取り合っていませんでしたが、相当ストレスは貯まっていたと思います。
私には5つ上の姉と4つ上の兄がいるんですが、姉は女性にしては背が高く、兄は男性にしては背が低く、
そのことでいつも姉の嘲笑の対象でした。勉強の面でも二人ともほとんど同じくらいのレベルで、何かと姉は兄のことを
「チビw」だとか「男のくせに3流大w」だとか馬鹿にしていました(今思えば何故そこまで嫌っていたのか謎でしたが)。
一方生来おとなしい性格だった兄はそういう姉の態度を取り合っていませんでしたが、相当ストレスは貯まっていたと思います。
病院に着いた時には意識が朦朧としていて、看護師さんに抱えられながら診察室まで行った。
「お名前言えますかー?」と聞かれ、「○○です・・・」と言ったら何やら看護師さんがびっくりしたような表情で「○○さんですね?」と言った。
俺が「はい」と言うと、看護師さんまたもやびっくりした表情で「○○先生、こちらの患者さん診察お願いします」と言った。
何と、先生と俺の名前が一緒だった。
結構、俺の姓は珍しい名前なので俺自身こんな状況で同じ姓の人間に巡り会えるとは・・・と
思っていると、入ってきた先生が・・・俺の兄貴だった・・・。
俺を見るなり兄貴ポカーン、俺もポカーン。
何でお前がここにいんだ!?と、問い詰められたがそんな事よりも俺は早く治療して欲しかったので、頼むから助けてくれと言った。
その後、点滴打たれて何とか治ったものの初めて行った病院で兄貴に診てもらうとは夢にも思わなかった。
とにかく人生で凄く衝撃的な日だった。また、兄弟同士の不思議な縁も感じた。