小1の頃、近所の友人宅が大きな農家で、いつも友人と広い庭や縁側でままごとしたり、勉強していた。
小1の頃、近所の友人宅が大きな農家で、いつも友人と広い庭や縁側でままごとしたり、勉強していた。
母が買い物に行くって出掛けて、私は留守番をしていた。
三十分くらい経った頃、急に外が騒がしくなったけど当時子供だけで留守番している家を狙ってやってくる強盗みたいなのがニュースでやっていて怖くて外に出られず覗き穴で外を確認するくらいしかできなかった。
恐る恐る覗いた穴の向こうは白一色。
意味わからん!え?え?煙?雪?
覗いたことで更にパニクってどうしたらいいか分からず穴を暫く覗いてた。
何が修羅場って夏だから窓を開けて寝ていたんだけど
夜中に私の叫び声と妹たちの「ごめんなさい」と
泣きながら謝る声が近所の方数人に聞かれていたこと
両親も顔を真っ青にして「どうした!?」と部屋にやってくるし
(その時父は包丁を片手にやって来た)
気を利かせてくれた近所の方が警察を呼んでくれていたらしく
警察の方が来ると父を見て「ちょっといいですか?」と父を連れて行こうとするし、てんやわんやだった
隣の居酒屋のオジサンがお店のオーナーのオバサンを柳葉包丁で刺札してしまった。
ぬ.かなければ良かったのかもしれない。
ぬ.いてしまったから辺り一面血の海。みるみるうちに水たまり状態。
オバサンは痛い痛いと言ってるが救急車がなかなか来ない。
当時まだ子供だったのでそのまま家に入って寝た。
翌々日の朝刊に氏亡したと載っていた。
そしたら結果は二人とも陽性判定。
帰ってから頭ぐるぐる、再検査待ってるまでの二週間
「本当の本当に陽性だったらどうしよう」「まだ学生なのに、毎月の医療費どうしたらいいの」
「もし二人で結婚しても子供作れない」「でも別れたってエイズ持ちなんて他の人とも付き合えない」
とか色々悩みまくったのが修羅場。
再検査の結果、二人とも結局陰性。
保健所の即日結果が出る検査だと、100人に1人、一定の割合で偽の陽性反応が出るらしいんだけど、二人揃ってそうなるって、どれだけ低い確率なんだ…..。
ある日熱が出て、数時間後に少しずつ体がしびれてきて、そのうち硬直して動かなくなってきた。
ロも動かなくなってきたから、子供3人をワンオペだったし、意識失ったり何もできなくなる前にと親、出張中の旦那にメール、そして地域の救急相談に電話。
ろれつも回らなくて、途中から一番上の3歳の娘が代わって話したくらい。
そのまま救急車呼んでくれて、子供3人も一緒に乗せて搬送。
翌日、我慢できないぐらい熱も痛みも酷いので、大目に渡されていた生活費と自分のお金でタクシー呼んで病院に
診断結果はインフルエンザ、でも両親の邪魔したくないからまだまだ連絡なしで耐えることに決める